「スコール」という言葉を聞くと、熱帯の地方に降る急激で強いにわか雨のことを思い浮かべます。英語で表記をすると「squall」ですが、これにはもともとには「雨」という意味は含まれてはいないのです。
スコールの正確な意味は「急に吹き始める強い風」のことです。世界気象機関(WMO)による定義では「スコール」とは「風速が少なくとも8メートル/秒、急上昇して11メートル/秒以上になり、1分間以上続く」風というふうになっています。
熱帯地方では強い日差しによって地面や海面が熱せられるので、積乱雲ができやすくなっており、これが強風を吹き降ろします。
スコールと同時に雨が降ることもありますが、降らないこともあります。雨の降るスコールは「ブラック・スコール」と呼ばれ、雨の降らないものを「ホワイト・スコール」といいます。
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